生活に役立つ、実践的なお掃除豆知識を公開してます

カーペット・絨毯のクリーニングの仕方

カーペット・絨毯は、毎日掃除機を掛けていればきれいに見えるものですが、家族が素足で歩く季節になれば足から出る皮脂汚れや汗で毎日見えない汚れが蓄積していってしまいます。業者にクリーニングを依頼するという方法もあるのですが、コスト面での負担が掛かってしまいがち…。そこで、自宅でもできる方法でカーペット・絨毯をきれいにする方法をご紹介します。

 

ゴム手袋やシャワーブラシで汚れをすっきり

ゴム手袋やシャワーブラシを使う事で、カーペット・絨毯の毛の中に入り込んでしまった汚れを取ることができます。ゴム手袋を手にはめて、カーペット・絨毯を擦っていくだけで、表面のゴムがしっかり汚れをからめとってくれるので、驚くほど手袋には汚れが付いてきます。シャワーブラシは、突起部分がカーペット・絨毯の毛の中にしっかり入るので、毛足の長いカーペット・絨毯を使っているご家庭には最適です。

100円ショップでも、購入可能な商品なので、ローコストですっきりお掃除することができます。週に一度は掃除機をかける前のひと手間掛けてみると思った以上にすっきりします。

 

ニオイの対策は重曹水で解決

カーペット・絨毯の気になるニオイのお掃除には、重曹を撒いて臭いを付着させてすっきりさせることができます。重曹をそのまま撒いてニオイを吸着させるという方法は一般的ですが、最後に掃除機で重曹を吸い込むときに掃除機の目詰まりなどのトラブルが起きてしまうことがあります。

そんな心配をクリアするためにも、重曹水を使ってニオイのお掃除をする方法がおすすめです。

100円ショップなどで売られているスプレー容器に、小さじ一杯の重曹を入れて30度くらいのぬるま湯を入れて溶かしたら散布してかたく絞った濡れ雑巾でふき取るだけで、気になるニオイをすっきりさせることができます。

 

水洗いできるものはすっきりお洗濯

洗濯機で洗えるタイプは、汚れている部分を表側にして折りたたんで洗濯ネットに入れて大物洗いコースで洗うと清潔に使うことができます。手洗いで洗うタイプは、浴槽にお湯を張り1~2時間洗剤を溶かしたぬるま湯につけてからしっかり踏み洗いをします。

踏み洗いで汚れを落としたら、お湯を張り換えて3回程度すすぎ洗いをして洗剤をしっかり落とします。洗剤が残ってしまうとニオイの原因になりかねないのですすぎは十分におこないます。

しっかりすすいだら完全に乾くまで風通しの良いところに干します。

 

汚れをすっきり落として清潔な生活を

毎日少しずつ汚れが溜まっていても、気が付きにくいのがカーペット・絨毯の汚れです。

掃除機をかける前にひと手間掛けたり、ニオイの対策をしたりと、なるべく心地よく使えるようにする工夫のひと手間を加えるだけでずいぶんすっきりします。

少し手間は掛かりますが、季節の変わり目などの気候が安定している時期を見計らって定期的にお洗濯してみると、見違えるほどきれいにすることができます。

専門の業者に頼まなくてもできるカーペット・絨毯のクリーニングをして、清潔な住環境を整えてみてはいかがでしょう。

Facebook にシェア
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket