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フローリング・床のカビを防止するには?

フローリングや床に、黒や白のポツポツした汚れを見つけたことはありませんか?この汚れの正体は「カビ」かもしれません。カビが発生する要因は、湿度、温度、栄養分の3つです。布団やラグの下、家具と壁のすき間など、カビ発生の条件が揃えばフローリングなどの床にも発生してしまいます。ワックスが塗られているフローリングはカビがワックス内に入り込んでしまうと除去するのが大変になるので、カビを発生させないように予防することが大切です。

フローリングのカビ予防には湿気対策が一番

カビの発生予防に大切なのが湿気対策です。フローリングに直接布団を敷いて寝るのは最もカビが発生しやすいケースなので、布団の下にはスノコや除湿シート(マット)を敷くようにしましょう。スノコや除湿シートを敷いた場合でも、布団はこまめにあげて敷きっぱなしにはしないことが大切です。畳んだ布団は置き場所を定期的に変えてみると、床の同じ場所に布団がいつも置かれて湿気が溜まってしまうという状況を防ぐことができます。カーペットやラグは、めくれる場所があればめくってフローリングに風をあてるようにするのもカビ予防につながります。

こまめな部屋の換気でカビ菌を撃退しよう

 フローリングのカビ予防には、部屋の換気も効果があります。梅雨から夏にかけてのジメジメした時期にしっかり換気をするのはもちろんですが、冬の時期でも注意は必要です。加湿器を使用したり暖房やホットカーペットの使用で、カビの発生条件を作り出してしまうことがあります。どの時期でも窓を開けて部屋の中に風を通す、湿気が多い時期は除湿器を活用して部屋の湿度調整を行うようにしましょう。家具は壁から3~5cmほど離しておくと風が通るので湿気がこもるのを防げます。

便利!消毒用エタノールでカビ予防

フローリングや床のカビ予防には、消毒用エタノールもおすすめです。消毒用エタノールはドラッグストアなどで手軽に購入できます。フローリングにカビが発生してしまった時の除去にも使えるので、家に1本常備しておくと便利です。エタノールは濃度がいくつか分かれていますが、カビ予防には80%くらいの濃度が効果的なので濃い場合は少し水で薄めて使いましょう。使用方法は、エタノールをキレイな雑巾に含ませてカビが発生しやすい場所を拭くだけです。念のため、目立たない場所でフローリングが変色しないか確認してから使ってくださいね。エタノールで拭いた後は部屋の換気もしっかり行いましょう。

フローリングや床のカビ予防ポイント

フローリングにはカビは発生しにくいと思われるかもしれませんが、油断しているとフローリングにもカビは発生します。予防としては部屋の換気による湿度調整がポイントです。カビは、フローリングに埃や食べカス、髪の毛などがあるとそれを栄養素にして繁殖してしまうので掃除して清潔に保つことも大切です。カーペットの下や家具の裏など、目につきにくい場所は定期的にチェックして、もしカビが発生してしまったら早めに消毒用エタノールで拭き取ってしまいましょう。予防や対策法を覚えておくと、知らない間にカビが広がってしまった!ということが防げますよ。

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