床の拭き掃除はどれくらいの頻度でしたらいいの?
最近の住宅事情では、家の中にある部屋の床がほとんどフローリングというご家庭も多いと思います。日ごろ掃除をする時にちょっと気になりつつ、手を出しにくいのが床の拭き掃除ですよね。フローリングの床は掃除機でほこりを吸い取ってしまえば、きれいに見えるので、拭き掃除は後回しにしてしまいがちです。実は結構汚れている床の拭き掃除の気になる頻度についてご紹介していきます。
きれいに見えて意外と取れてない床の汚れ
リビングなどのフローリングの床は、掃除機などでほこりやごみを吸ってしまうと、とてもきれいになったように見えるものです。最近では床暖房や床冷房などといったシステムを導入されているご家庭も多いので、家族全員がお部屋の中を裸足で生活するというご家庭も増えています。
裸足で生活していると足の裏に多くある汗腺から出る汗と足の指の間から出てくる皮脂とが混ざり合って、家族の人数分だけ床は毎日ベタベタに汚れてしまっています。
そんな見えにくい汚れを一掃するために、床の拭き掃除をプラスすることで、清潔を保つことができます。
拭き掃除の頻度はどれくらいがいいの?
床の拭き掃除は人によって1週間~2週間に一度、2~3日に一度、毎日といったように、生活する人のライフスタイルや人数などによってもさまざまです。
空気を入れ替えたり、人が出入りしたりするたびに外からのチリやホコリなどの汚れが入ってきて、人の動きが無くなる夜の間に部屋の中にまっていた汚れが床に落ちます。朝起きてすぐの部屋の床は、前日の汚れが落ちて一番汚い状態になっています。
毎日拭き掃除することで、花粉などのアレルゲンや外から来た汚れをすっきりさせて健康的な生活をすることができます。
床の拭き掃除の方法は?
床の拭き掃除はできるだけ毎日おこなうようにしましょう。かたく絞った雑巾を使っての床の拭き掃除は難しいとしても、床用のモップやワイパーを使えば簡単にできるものです。
朝起きてすぐ掃除から始めるのは大変なのですが、床用のモップを使ってさっと軽く拭き掃除をするだけでも、汚れが再び舞い上がることを防ぐことができます。家族が動き出すと、せっかく床まで落ちてきた汚れが再び空気中に舞い上がってしまうので、起きてすぐのモップ掛けはおすすめです。
週に1~2度はかたく絞った雑巾を使って床をしっかり拭き掃除して、汗や皮脂汚れをきれいにしておくと床材を守ることもできます。
効果的な拭き掃除で健康的に暮らす
掃除機さえかけてしまえばきれいに見える床も、実はほこりや花粉、汗、皮脂などといったさまざまな汚れが溜まってしまっています。
日中舞い込んでくる花粉などのアレルゲンやホコリなどといった軽く飛びやすい汚れは朝一番のモップ掛けで回収して、毎日直接床に溜まっていく汗や皮脂などの汚れはかたく絞った雑巾ですっきり拭きあげることで清潔な環境を作って健康的な生活をすることができます。