ステンレスは主にキッチンでシンクや天板に使用されていることが多いかと思います。
ステンレスの上に食器類を乱暴に置くと、それだけでも傷はつきます。家や車のキーを置いて傷をつけた経験のある方もいらっしゃると思いますが、まず日常的にそこから気をつけましょう。
まだ新しいステンレスの場合
新品ピカピカの場合は、食器などで傷がついていないかぎり毎日の使用後に、必ず柔らかい布でから拭きする位で充分です。下手に専用クレンザーや研磨シートを使用すると逆にまっさらの状態のステンレスに細かい傷がついてしまいます。
本格的にお手入れを始めるのは、ステンレスの光が鈍ってきた頃合いでよいでしょう。
ちょっと使い込んだステンレスの場合
次に、少し使い込んだ感じのステンレスは、やはり多少磨いた方がきれいに見えます。新品の頃の輝きは取り戻せませんが、つるつるの状態を保てば、手入れしている感があってお客様に見られても全然恥ずかしくありません。
簡単にドラッグストア等で手に入る研磨剤の代表は、“ジフ”でしょう。乾いた布に取って、軽くこすります。ここでごしごしと力を入れ過ぎるとかえって細かい傷になりますので充分気をつけます。
たまにはスペシャルケアもやってみましょう
これはなかなか難しいかもしれませんが、一番ピカピカになる方法をご案内します。
時計やプラスチック、貴金属を磨く専用のコンパウンドを使用します。これは、車用のものでも代用できます。
クリーム状のコンパウンドを少量ずつ乾いた布に取り、乾いたステンレスを優しく磨き上げていきます。ジフの時よりも細かく、小さい円を描くように優しく優しく。
ステンレスの輝きが戻る効果は一番ですが、かなりの時間と根気が必要です。スペシャルケアとして、大掃除の時に行う程度でいいと思います。
最後に
お手入れの基本は、優しくお手入れすることです。
基本、柔らかい布を使用しましょう。ハードなスポンジ等を使っても傷を増すことになりますので、柔らかい乾いた布でやさしく拭き取りましょう。
あとは、傷をつけないように普段から意識して生活しましょう。